Infection by Entomogenous Fungus, Beauveria brongniartii(SACC.) PETCH GSES, of Adults of Yellow Spotted Longicorn Beetle, Psacothea hilaris PASCOE by Dispersing Conidia from Non-woven Fabric Sheet Containing Fungus.
Beauveria
Entomopathogenic fungus
DOI:
10.1303/jjaez.41.45
Publication Date:
2011-07-13T11:25:44Z
AUTHORS (2)
ABSTRACT
昆虫病原性糸状菌B. brongniartiiを培養した不織布シートから飛散した分生子による菌の伝播およびその殺虫効果についてイチジクのキボシカミキリ成虫を用いて検討した。イチジク樹に設置した不織布シートから水平方向に50cm離して7日間隔離飼育したキボシカミキリ成虫はすべて感染死し,飛散分生子によって菌が伝播することが明らかとなった。また,イチジク樹に施用した不織布シートの下方30∼50cmから採集した葉と接触させた成虫も低率ながら感染死し,飛散した分生子が葉に付着した場合も成虫の感染に有効にはたらくことが明らかになった。紙トレイで日除けをつけた不織布シートを樹上に吊り下げて施用したイチジク圃場から10∼31日目に採集したキボシカミキリ成虫の死亡率は総死亡率57∼91%,純死亡率29∼36%であった。シートを主幹部に巻き付けて施用した圃場の結果(堤・山中,1996)と比べると純死亡率は低かったが総死亡率は大差なかった。また,不織布シートを吊り下げて施用することにより,主幹部に施用した場合シート上の菌を摂食することがあるナメクジ類,ウスカワマイマイおよびオカダンゴムシによる被害を回避することができた。圃場に施用した不織布シート上の生存分生子数は施用後55日目においても107/cm2のオーダーを維持しており,シートを主幹部に巻き付けて施用した場合に比べて生存分生子数の減少が少なく,感染力維持期間が長くなる可能性が見いだされた。
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