Checking the consistency of Breast Cancer Detection Methods and Location of Masses

03 medical and health sciences 0302 clinical medicine
DOI: 10.3804/jjabcs.31.211 Publication Date: 2022-10-06T22:23:28Z
ABSTRACT
当院乳腺外科に受診される主訴では,自己触知,市町村などでのMMG 検診,開業医などでの施設定期検診発見異常の3つが主である。クーポンによる行政検診が始まっている現在でも,当院では57.1%を超える症例が自己発見である。そもそも乳腺の解学的観点より各領域の腫瘍発生分布が存在することは知られている。発見方法によらず,自然発生分布と発見分布は一致するはずである。症状が認められるまで医療の関与がない自己触知で発見された腫瘍の分布は,最も自然発生分布を反映しうるのではないか。それと比較して,施設検診,MMG(のみによる)検診では,乳腺の各区域の腫瘍発見分布に解離がないか,後ろ向きに検討した。2010年から2021年まで,先述の3つの主訴で当院を受診された3005症例を対象とした。自己触知で発見された症例の内,主たる異常の存在部位をABCDE 区域に分類した。それぞれn(%)で表し,A:392(25.3%),B:154(9.9%),C:689(44.5%),D:153(9.9%),E:160(10.3%)であった。施設検診ではそれぞれA:83(23.1%),B:35(9.7%),C:151(41.9%),D:47(13.1%),E:44(12.2%)と,p=0.3053となり有意差はなかった。MMG 検診ではA:214(26.7%),B:63(7.8%),C:366(45.6%),D:102(12.7%),E:58(7.2%)と,p=0.0144と有意差を示した。特にE 区域の発見に弱さを示している可能性が示唆され,他発見方法とMMG 検診での発見分布に解離が見られた。逆にMMG 検診では発見時Stage では施設検診よりもむしろ優れており(p<0.0001),感度の問題ではなく,乳腺濃度分布によってE 区域の腫瘤に対し感度が低い可能性が考えられた。
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