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Memorial Hospital
2021
Chiba University
2013-2019
Kin-ikyo Chuo Hospital
2017
Chiba Cancer Center
2015
Hokkaido University
2013
Nippon Dental University
1973
To identify risk factors for atrial fibrillation (AF) following lobectomy a pulmonary malignant tumour. The outcomes of patients who underwent from February 2005 to September 2010 were analysed with respect the development postoperative AF. Among 186 patients, 20 developed AF and these had significantly higher preoperative B-type natriuretic peptide (BNP) than those without A high incidence was demonstrated in group male, thoracotomy, value BNP left lobectomy. Multivariate analysis revealed...
We investigated the effects of oncoplastic breast-conserving surgery (BCS) using chest wall perforator flaps (CWPFs) on subsequent expected deformity and evaluated longevity flap volume.We retrospectively reviewed oncological cosmetic outcomes 33 women who had undergone above procedure. calculated percentage breast volume excised (PBVE) from computed tomography volumetry compared it between a historical BCS alone study (flap) group. also sequentially volumes by magnetic resonance imaging...
症例は78歳女性で,小腸gastro intestinal stromal tumor(以下GISTと略記)の診断による腸管切除の1年後,局所再発にて2度目の切除術を受けた.以後はimatinib mesylateの服薬を行っていたが,初回手術から4年後に再び局所再発を認めた.本人の希望で内服治療で経過中,再発巣の増大と肝転移をきたし当科紹介となった.初回手術より7年目に,空腸・十二指腸および肝S7の部分切除術による根治手術を施行した.遺伝子解析の結果と,内服が術前不定期であったことでimatinib mesylateを再開とした.しかし,その3カ月後に胸椎転移が確認され,bisphosphonateを追加した.その1カ月後の画像検査で骨転移巣の増悪はなく,併用内服が有効と判断された.GISTの術後経過観察にあたり,長期経過症例では稀とされる骨転移も考慮する必要がある.
症例は60代女性.左乳房腫瘤の急速な増大を自覚し来院した.左乳房CE領域に直上の皮膚が菲薄化し赤紫色を呈する約10cmの腫瘤を認めた.MMGでは左乳房の大部分を占める,高濃度,境界明瞭な腫瘤像を認めた.USでは境界明瞭平滑な球形のcystic lesionを認め,内部に乳頭状に隆起する2つのisoechoic lesionを認めた.造影CT,造影MRIでは,周囲との境界が明瞭な約10cmの嚢胞と内腔に突出する結節像を認めたが悪性を疑わせる造影効果を認めなかった.穿刺吸引細胞診を2回行ったが明らかな悪性所見を認めず,嚢胞内乳頭腫の疑いにて腫瘤摘出術を施行した.病理診断は被膜組織内への浸潤を伴うIntracystic solid-papillary carcinomaであった.放射線治療を追加し,内分泌療法にて経過観察中である.嚢胞内乳頭腫との鑑別が困難であった巨大嚢胞内乳癌を経験したので,文献的考察を加えて報告した.
今回われわれは,腹膜播種を伴う切除不能進行胃癌に対して術前化学療法によりPRを得て,原発巣切除に至り,播種病変に対しても術後補助化学療法により画像上のCRを得ている症例を経験したので報告する. 症例は66歳男性で,心窩部痛を主訴に進行胃癌の診断となり,手術を施行した.T4b,N3,M1 PER cy+,Stage Ⅳと判断され,試験開腹に終わったが,S-1+cisplatinを4サイクル施行してPRが得られたため局所切除可能と判断し,胃全摘術と腹腔内ポート留置術を施行した.病理組織診断では中分化腺癌で,HER2強陽性の結果を得た.そこで,術後補助化学療法として,S-1+paclitaxel+trastuzumabにpaclitaxel腹腔内投与を併用した.切除できなかった骨盤底などの腹膜播種性病変はその後のCT検査にても,継続して病変は指摘できず,消失したと思われる.
原発性乳癌1,043例を対象としてセンチネルリンパ節生検後の再発予後を解析することにより,センチネルリンパ節に潜在性転移を有する症例の臨床的意義および取り扱いについて検証した.センチネルリンパ節生検で転移を認めず腋窩郭清を省略した症例は875例であったが,術後の再検索で49例(5.6%)に潜在性転移を認め,術後補助療法を施行した後に経過観察を行った.観察期間中央値75カ月において潜在性転移群の5年無再発生存率は85.0%,腋窩郭清群では87.9%であった.潜在性転移群のリンパ節再発および遠隔再発は,ともに転移陰性群よりも高率に生じたが(p<0.001),腋窩郭清群との間には有意差はなく,また転移の大きさでも差を認めなかった.術後にセンチネルリンパ節の潜在性転移が判明した場合でも,転移陽性例に準じた補助治療を施行すれば生命予後に対する影響は少なく,腋窩郭清を省略することが可能と考えられた.
目的と方法:1999年6月から2016年5月に閉鎖孔ヘルニア嵌頓に対して手術を施行した連続50例を対象に,患者背景,臨床徴候,術前検査項目を後ろ向きに収集し,腸管切除群・非切除群の2群に分けて解析し,腸管切除の予測因子を探索した.結果:22例に腸管切除を要し,嘔気・嘔吐,CRP値,発症から手術までの日数,術後在院日数において2群間で有意差を認めた.術前主要項目を用い腸管切除を目的変数として多変量解析を行うと,発症から手術までの日数が独立した予測因子として抽出された(P<0.0001).腸管切除に対する発症から手術までの日数についてROC解析を行うと,AUCが0.825であり,そのカットオフ値は発症2日であることが示された.結語:閉鎖孔ヘルニア嵌頓において発症からの経過日数は,腸管切除の予測因子であり,術式選択の参考になりうると考えられた.
5,177人の健常日本人女性におけるデジタルマンモグラフィ画像から,乳腺量測定ソフトウェアを用いて3次元乳房構成パラメーターを算出し,約1年の経時的な変化について年代ごとに比較した。乳房厚,乳房体積および脂肪体積の年間変化率について,すべての年代において増加を,また乳腺体積および乳腺割合の年間変化率については,すべての年代において減少を認めた。年代間の比較について,乳房厚の変化率においては統計学的な有意差を認めず,また乳房体積の変化率においては,40代と60代の間にのみ有意差を認めた(p=0.04)。さらに乳腺体積,脂肪体積および乳腺割合の変化率においては,いずれも40代のみが他のすべての年代との間に有意差を認めた(いずれも p<0.01)。そのため,BMI,乳房厚および乳房体積でマッチングさせた傾向スコア解析を行い,40代と50代以降との比較を行った。乳腺体積の年間変化率については40代および50代以降の中央値がそれぞれー6.6%およびー9.8%,乳腺割合の年間変化率についてはそれぞれー9.3%およびー12.7%であり,いずれも50代以降の減少率が有意に大きかった(いずれも...
症例は57歳,女性.17歳時に左腋窩部皮膚の1cm大の炎症性粉瘤に対し,切開排膿が行われた.26歳時に感染が再燃し,局所麻酔下に摘出術が施行された.病理検査の結果,粉瘤の診断であった.30歳台より再び腋窩部に腫瘤を自覚していたが様子を見ていた.今回,検診マンモグラフィーにて左腋窩部に巨大な腫瘤病変を指摘され受診となる.エコー・CTでは腋窩部に12cm大の多房性で,一部は胸筋間まで進展する嚢胞性病変を認めた.全身麻酔下に腫瘤切除術が施行され,病理結果は表皮嚢腫の診断であり,30年前に手術をした粉瘤の遺残が再発したものと考えられた.