- Agriculture, Soil, Plant Science
- Rice Cultivation and Yield Improvement
- GABA and Rice Research
- Crop Yield and Soil Fertility
- Plant nutrient uptake and metabolism
- Plant responses to water stress
- Environmental and Agricultural Sciences
- Plant responses to elevated CO2
- Growth and nutrition in plants
- Plant Stress Responses and Tolerance
Tianjin Agricultural University
2009-2023
Ehime University
2008-2010
Kagawa University
2006
The effects of reducing plant height by the growth retardant chlormequat on radiation interception and radiation-use efficiency in field-grown wheat were studied southwest Japan. Chlormequat was applied to cultivar Sanukinoyume 2000 at beginning jointing. cumulative total solar intercepted canopy (Si) determined continuous measurements above with a dome pyranometer below tube solarimeters. Nondestructive measurement leaf area index (LAI) mean tip angle (MTA) using analyzer performed weekly....
日本型水稲4品種の幼植物を50mMのNaClストレス下で16日間水耕栽培し, 品種の耐塩性を調査した. 生育にはグロースポーチを使用し, 画像解析を用いて根の直径別の根長と根表面積を測定し, 根系形態と耐塩性との関係を解析した. 対照に対する塩処理の全重と相対成長率の低下程度から, 農林18号の耐塩性が最も高いと判断された. 処理別, 両処理込みにかかわらず相対成長率は葉面積比ではなく純同化率に一義的に規定されていた. 純同化率は個体当たり根長および根表面積と正の, 茎葉部Na含有率および葉面積/根表面積比(LA/RA比)と負の相関関係にあった. 茎葉部のNa含有率は個体当たり根長や根表面積が増加するほど指数関数的に減少し, LA/RA比とは正の相関関係にあった. 塩ストレス下において農林18号は直径0.169mm以下の2次根や3次根, および直径0.5mm程度の冠根の減少程度が少なかったため, 個体当たり根長と根表面積は他品種よりも多かった. 塩ストレス下において農林18号の根系の減少程度が小さく, LA/RA比が低いことは他の品種より吸水能力に優れていることを示唆している....
Detailed information on the root system under drip irrigation will help in more efficient scheduling. Although input of previous crop residues is effective increasing soil fertility, little known about its effect system. This study aimed to investigate effects methods (drip or flood) and different management morphological characteristics distribution physiological functions rice cultivar 'Hinohikari'. Experiments were conducted paddy field university farm (input every year) for both flood...
中国華北地域での水稲の有機栽培に関する基礎的知見を得るために,中国華北地域の水稲品種 (中国品種) と日本で育成された水稲品種 (日本品種) をそれぞれ7品種ずつ供試して,移植後の米糠施用が収量や食味に及ぼす影響について品種間で比較検討した.供試品種は,育成地域の違いに加えて,草型 (穂数型/穂重型)...
水稲品種オオチカラとその短根性準同質遺伝子系統IL-srt1を異なる栽植密度下で栽培する圃場試験,および異なる施肥窒素条件下で栽培するポット試験を実施し,これらの環境変化に対する生育反応の比較調査を通じて,短根という形態特性が水稲の生育に及ぼす影響を検討した.株当たり地上部乾物重および穂数は,品種・系統に拘わらず栽植密度が増加するほど減少し,施肥窒素量の増加に伴って増加した.また,疎植条件下や高窒素条件下のIL-srt1の株当たり地上部乾物重と穂数は,密植条件下や低窒素条件下のオオチカラの値を上回る場合も多かった.栽植密度および施肥窒素量のいずれの試験でも株当たり地上部乾物重は茎当たり地上部乾物重よりも株当たり穂数と密接に関係していたが,株当たり地上部乾物重および穂数と総根長との関係は,栽植密度の試験の場合のみ有意な正の相関関係が認められた.また,IL-srt1とオオチカラとの株当たり地上部乾物重と穂数の差は,栽植密度が低いほど拡大する傾向を示したが,施肥窒素量の変化に対しては一定の傾向を示さなかった.これは,栽植密度の試験では疎植下ほど根域の差が養水分供給能力の差として生育に大...
水稲の中国産品種(津籾308,津星2号)と日本産品種(コシヒカリ,ヒノヒカリ)を供試し,除草剤および化成肥料を施用する慣行区(K区)とこれらを使用せず米糠を散布する有機区(U区)における根系特性を比較した.1次根数および総根量(総根長,総根重,総根表面積)はK区の方がU区よりも大きかったが,総根量/根数から求めた平均根量は,いずれもU区の方が大きかった.比根重(総根重/総根長)と根直径はU区の方が小さかったが,根比重には明確な差はみられなかった.U区の根は土壌表面から5cmまでの層に分布する根長の割合が高く,また,土層が深くなるに従って層別根長割合が急激に低下するため,根の深さ指数はK区よりも小さくなった.これらより,U区では多くの細くて長い分枝根が浅く分布していると考えられた.出液速度/株は,ヒノヒカリを除くとU区で小さかったが,出液速度/根数は,コシヒカリ以外はU区の方が大きかった.出液速度/根表面積のU区とK区の差は小さかった.いずれの品種においても,U区の比根重の低さと平均根表面積の大きさおよび出液速度/根数の高さはよく対応していた.したがって,U区は細い分枝根が長く伸び...
水稲における形態形質と登熟性との関係を, 中国および日本産の日本型品種と日印交雑型などの多収性品種を用いて調査した. さらに, 得られた結果を基に重回帰分析を行い, 形態形質によって登熟性がどの程度評価できるか検討した. 形態形質との単相関関係を調べたところ, 登熟歩合(R)は収量キャパシティや穂の構造に関わる形質との関係が強く, 精籾比重(S)は乾物生産に関わる特性との相関が強かった. さらに調査した形態形質の中から, 1穂籾数(X1), 穂首節間長(X2), 穂数(X3), 穂首節間直径(X4), 成熟期の止葉角度(X5)を選び, RにはX1とX2, SにはX3, X4およびX5をそれぞれ説明変数とする重回帰分析を行った. その結果, Rに対しては0.584***, Sに対しては0.539***の重相関係数が得られ, 用いた形態形質によってそれぞれの品種間差の30~35%程度が説明できた. また, RにはX1とX2が約9 : 10, X4, X5が約5 4 3の割合で影響していると推測された. これらより, 本試験で選んだ形態形質は,...
中国の華北地域産品種30と日本の新旧品種30の発芽時および幼植物耐塩性を比較した. 水道水を対照とし, NaCl濃度0.2%(34 mM), 0.4%(68 0.6%(103 0.8%(137 mM)および1.0%(171 mM)での発芽試験を行った結果, 中国品種と日本品種の発芽時耐塩性に有意差はなかった. 0.25%(43 mM)の塩水中で16日間葉齢7前後の幼植物を栽培したところ, 幼植物耐塩性は, 中国品種の方が日本品種よりも有意に高かった. 発芽時耐塩性と幼植物耐塩性との間に有意な相関関係は認められなかった. しかし, 中国品種墾育18や津籾206は発芽時耐塩性と幼植物耐塩性の両方が高く, 日本品種の中では, あきげしき, 愛国, フジヒカリの幼植物耐塩性が高かった. したがって, これらの品種は今後の華北地域における耐塩性育種の有用な育種母材になるとみられた.
The effect of rice bran on dry matter production different cultivars, namely the Chinese panicle weight types and Japanese number types, was evaluated in field conditions, with growth, canopy structure root system determined over a period 60 days.The treatments consisted cultivars 1000 kg ha -1 without agrochemicals (RB), chemical fertilizer herbicide, latter serving as control.The crop growth rate (CGR) mean leaf area index (mLAI) RB treatment were lower than that control; however, net...